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どぉ〜でもいい話
どぉ〜でもいい話。

自衛隊の新型戦車
TK-X

見て。

装甲が斜め。


プラモデル作る時に資料で調べてちょっと知識のついたくらいの人間の素朴な疑問。
なぜか一回、元に戻る、装甲の角度の話。



第二次世界大戦のドイツの戦車。

三号戦車
四号戦車

装甲が垂直。


そんなこんなで1941年、"T-34ショック"ってのが起こる。

ドイツ軍がロシアのT-34に出会う。装甲が斜めだ!斜めの方が弾を弾く!装甲が厚くなる!そうすりゃよかったのか!


ショックのあまり(かどうかは分かりませんが)

それ以降の戦車、パンターこと、五号戦車ではこれまでのドイツ戦車と全く形が変わってしまった。


この装甲を斜めにして、斜めの方が弾を弾く!装甲が厚くなる!というのが避弾経始(ひだんけいし)と言う概念になります。
なかなか理にかなった考えと思っとります。




時は流れて1970年代、第三世代戦車としてドイツが開発した
レオパルド2

垂直に戻っとる!!

こりゃ避弾経始ならぬ被弾軽視。
いいの?
今の世の中、砲弾も変わったし、複合装甲になったのです、これでいいのです!

う〜〜〜ん、そういうものなのか。



そして改修されたレオパルド2A5

・・・斜めになってる!



と、一度斜めになった装甲が垂直になってまた斜めに戻る。



う〜ん。なぜ一回、垂直に???



そして日本でも・・・


初の国産戦車61式戦車

T-34ショック!

怪獣がきたら倒してくれる74式戦車

避弾経始!

そして1990年に制式化、第三世代戦車90式戦車

垂直に!

そして新型戦車、TK-X

・・・また斜めに!


なんで第三世代で一回垂直に戻るんだ!!!



おまけ:
と、いうのはみんな考える事みたいで

避弾経始
とかにも書いてある。

レオパルド2が斜めに戻った!と書いていますが、弾丸を弾くために、やっぱり斜めにしました〜とかじゃなくて、中が空洞の装甲だったりします。被弾経始とは違うんで、上のほうの文で書いてあるツッコミは間違いです。調べるまでは、やっぱり戻った!と思ったんですが。奥が深い。

でも、複合素材でも、斜めの方がいいんじゃないかな・・・と素朴に思う。
by itotani | 2008-03-18 01:24
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