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ペンギン
海洋堂ミュージアムのおまけのペンギンを塗っていった手順を載せてみようかと思います。

ミュージアム内に塗り方の説明が書いてあったんですが、その説明書は貰えないので、それを記憶に焼き付けておくか、自分で考えてやらねばなりません。どなたかの参考になれば、って感じです。


ガレージキット塗るつもりでやっているんでちょっと一般向けじゃないところもあると思いますがー。


ちょっと長いですけど、参考になれば幸いです。


ペンギンの塗り方〜。
アクリルガッシュ使って塗っていきます。


1)何ペンギンかの知識もなかったので調べる。
 形やら子供やらでコウテイペンギンと判明。ネットで資料を集めて、色とか調べる。ついでにコウテイペンギンの一生も読んでしまう。

2)前処理
 尾の部分と小ペンギンの頭にゲートとパーティングラインがあるんで、400番のペーパーでさっと処理します。パーティングラインは非常に薄く、処理は簡単に済ませられます。
ペンギン_c0056498_15441757.jpg


3)メタルプライマー塗り
 素材がキャストとかではなく(当たり前か)固いけど曲げようと思えば曲がる柔らかい、食玩によくある素材なので、下地にメタルプライマーを塗って塗装の剥がれを防いでおきます。
エアブラシで吹き付けました。
ペンギン_c0056498_15464424.jpg


4)サーフェイサー吹き
 瓶入りの1000をエアブラシで塗ります。本当は1200がいいんですが、手元になかったんで。柔らかい素材にアクリルガッシュなんで、食いつきを良くするために下地をしっかりさせます。
ペンギン_c0056498_15511680.jpg


5)ラッカーのホワイト吹き
 アクリルガッシュで塗っていくんですが、白をアクリルガッシュで塗ると塗膜が厚くなってしまうので、下地にラッカーのつや消しホワイトを吹いておきます。
ペンギン_c0056498_15554793.jpg


6)アクリルガッシュのホワイト吹き
 アクリルガッシュのチタニウムホワイトをエアブラシで薄く吹いていきます。全体が綺麗なつや消しの白になるまで薄く→乾燥を繰り返します。アクリルガッシュの面ができれば、あとは上からアクリルガッシュを使ってはじく事無く、綺麗に塗り重ねて行けます。
ペンギン_c0056498_1558470.jpg


7)模様のアタリつけ
 コウテイペンギンの資料を見ながら、白と黒の境界のアタリを薄い灰色で付けておきます。チタニウムホワイトにちょっとだけランプブラックを混ぜたものを水で薄めて筆塗り。
ペンギン_c0056498_1605472.jpg



続く!
by itotani | 2006-03-06 16:03 | タンホイザーゲート通信
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